貧血気味という事は
鉄分が不足しているという事です。
鉄分には
栄養素を運ぶ役目があり
血液に鉄分量が足りない状態になります。
ヘモグロビンという名前を
聞いた事があるかもしれませんが
ヘモグロビンとは
赤血球の中にいるタンパク質のことです。
タンパク質でできている「グロビン」と
鉄を含む「ヘム」からできています。
「ヘム」の中に含まれている「鉄」が「酸素」と結びき
全身へと酸素を運んでくれるのです。
血液の中には血漿(けっしょう)とよばれる
ものがあり血液の55%を占めています。
この中に食事などで摂取した栄養が含まれています。
血液の中の赤い色の基になる
赤血球に含まれる
ヘモグロビンが足りなくなると
酸素と結びつかなくなり
上手く血液が全身に運ばれません。
という事は
せっかく摂った栄養素も
運ばれにくくなるのです。
ですので鉄分はとても必要です。
女性には
妊娠・出産、月経など
貧血になりやすい条件が多く揃っています。
また、若い女性に多く見られる
ダイエットや偏食なども貧血の原因になります。
せっかく取った栄養素も
運ばれなければ意味がないので
鉄分を取って栄養素を運びやすくしましょう。
ほうれん草
100g(1/3束)あたりの鉄分量2mg
切り干し大根
20gあたりの鉄分量1.9mg
木綿豆腐1
50g(1/2丁)あたりの鉄分量1.4mg
さんま
100g(約1尾)あたりの鉄分量1.4mg
牡蠣
70g(約5〜6個)あたりの鉄分量1.3mg
あさり30g(約10個)あたりの鉄分量1.1mg
卵
50g(中1個)あたりの鉄分量0.9mg
1日に21.5mg必要です。
「日本人の食事摂取基準」より
サプリメントでとるのも良いと思います。
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